「鑑定人の見解を信用します」
鑑定人の信頼の高さと
応える責任。

イケダ3級鑑定人/2014年入社

ドンナヒト

こんな性格!

緻密さが得意技。

大学時代は商学部。オリジナルのシラバス(学生向けの講義一覧)づくりに励んでいました。

穏やかな性格です。

長所は穏やかで聞き上手なところ。短所は体力不安、そのため仕事では計画性を大切にしています。

大の旅行好き。

趣味は国内旅行。友人たちと年間6回以上。行っていないのは沖縄だけ。もうすぐ全国制覇です(笑)

新人の育成も
担当中。

様々な分野の損害鑑定をはじめ、新人育成など鑑定以外の業務にも携わっています。

保険会社様との
コミュニケーションも大切。

入社してから今も変わらず担当しているのが、事故が発生した現地にお伺いしてどんな損害が発生しているのか、その損害を金額に起こす損害額の鑑定です。いま9年目なのですが、4年目からある程度写真などの資料だけでも損害鑑定ができるようになりましたので、保険会社様にお伺いして保険会社内で被害写真、見積書を確認し、損害額を算出する書類鑑定と呼ばれる仕事もスタートしました。現時点では、立会鑑定と書類鑑定が半々ぐらいですかね。

鑑定の際に大切にしているのは、保険会社様から鑑定依頼をいただいた際に、担当者様がどのような点に注目しているかを都度確認することです。例えば、その事故の状況と損害の状態が本当に合致しているかなど、事案ごとに重きを置くポイントが全然違うので、そこをスタートの段階ですり合わせ、スムーズに現場を確認していくということを徹底しています。

“修理費用300万、情報ゼロ”と
向き合ったあの日。

印象に残っているエピソードは、私が3年目に経験した案件で自動車が他人のモノにぶつかってしまったという、いわゆる自動車対物賠償事故でのこと。ある契約者様が運転中に相手の車両に接触して、運悪く非常に精密な機械を壊してしまった。しかも、相手方からは「300万円修理にかかります」という情報しかもらえないという状況でした。相手方は、その費用がかかることしか教えられないという一点張りだったのですが、誰か話のわかる人一名が来てくれれば教えることはできるとなり、私が行くことに。

最終的に技術者などにお話を聞いた結果、その修理費用が適正であることを確認。保険会社様に伝えると「鑑定人の見解を信用します」と損害額が認められ、保険金の支払いにつながりました。鑑定人の信用の高さとやりがいを感じましたし、一般的には見聞きできないようなことに触れられる、この仕事ならではの魅力も感じました。

わからなくても、
いきなり質問しない。

私は自分の思考力を高めるために、上司や先輩との付き合い方でも工夫をしています。それは何か質問をしたりする時に、自分の意見、考えを持ってから尋ねるようにすること。例えば「こうでいいですか?」とか「ここまでは頑張ってできました」という具合に自分の考えた内容をまず先輩に伝えて、足りない部分や改善点、抜けている部分などがないかを聞くようにしています。「どうしたらいいですか?」とその後の動きを先輩方に丸投げするような質問は、しないようにしています。

新人の頃は「そもそも、そうじゃないよ」と言われることももちろんありましたが、最近では「それで合ってるよ」と言われることも多くなりましたね(笑)。結果的にはそのやり方でステップアップできてきているのかな、というふうに考えているので、間違ってはなかったと思っています。

1日のスケジュール

現場立会が1件の日

残業せずに帰る日もあります。

広域災害鑑定の日

現場立会が続いた日でした。

内山鑑定ここがイイネ!

チャレンジングなところ

業界全体で見ても新しいことに積極的に挑戦しているところです。広域災害において建築士に協力を頂く(EMP)体制の確立や、コロナ禍に先立って取り入れたテレワークなどの先進性は、内山鑑定が業界のリーディングカンパニーであるひとつの証しでもあると言えます。

私がなりたいミライの私

評価鑑定もできる鑑定人

今後携わりたいのは、事故が起こる前に財物の保険価額を鑑定する評価鑑定。これはベテランになってから初めて挑戦できるような難しい仕事です。こうした仕事にいち早く着手できている優秀な先輩もますので、私も評価鑑定に携われるようにスキルアップしていきたいです。