スペシャルトピック

内山社長が展望する、
鑑定人の未来。

テーマ

社長みずから!

鑑定人のこれからについて、
内山社長に本音を伺いました。

内山社長

いまこの記事を読んでいただいている就活生のなかには、鑑定人の将来を気にされている方もいらっしゃるかもしれません。そこで鑑定人の今後にまつわる疑問を内山鑑定の代表である内山社長にぶつけてみました。鑑定人の未来を考える上で、切っても切り離せない損害保険の将来性や国際市場への展望など、たっぷりとお話いただきました。

時代やテクノロジーが
変化すればするほど、
むしろ鑑定人は必要です。

鑑定事業の将来を考える上で忘れてはいけない、
損害保険そのものの将来性をどのように予測されますか?

人々の心配、リスクをカバーする金融商品としての損害保険は形を変えても続いていくに違いないと予測します。例えば、世の中のデジタル化の加速にともなって、サイバー関連の保険が生まれたり、新型コロナウイルスの発生によって、コロナ保険が生まれたりしたように、です。これからも時代は変化し、人々のニーズも変化していくはずですし、それに対応する形で、損害保険は姿は変われども、さまざまな特徴的なニーズに応える形で複雑に進化していくと思いますね。

損害保険が存続していくと予測したとき、
鑑定という仕事が自動化される可能性は?

自動化するというのは、そう簡単ではないと思います。損害保険の商品はあたかもコンピュータを動かすプログラムであるソフトウェアのようなものだと言われていて、インプットすればアウトプットが出てくる。保険商品に事実情報を当てはめれば、いくら支払われるかの結果が出てくる、というもののはずなのですけど、その途中で判断に迷うようなことがいっぱいあるのです。そこで高度な判断を求められる鑑定人は役割を求められ続けるであろうと、私は思っています。

人としての判断が求められる、ということですね。

おっしゃる通りです。そしてどんな世界でも言えることは優秀なプレーヤーは常に不足しているということ。お客様はより良いものを価格面でもサービス面でも求めていて、それに応えていかないといけない。さらに、少し保険の仕組みに触れる話ですが、保険会社は、自社のリスクに対しても「再保険」という形で保険をかけています。これは、保険会社のための保険の仕組みです。世界中の保険会社はお互いにお互いのリスクを引き受け合って、リスクを分散させて支えあっています。ですから、保険が存続し続けるためには、この「再保険」市場との適切良好な関係づくりが不可欠。そのなかで支払いがきっちりされるためには、やはり鑑定人という存在が必要になるのです。

いま“世界”という言葉がありましたが、
内山鑑定としての海外市場の捉え方はいかがですか?

とても大切に考えています。鑑定人の仕事は、日本国内のみのものと思われるかもしれませんが、鑑定人の海外の資格もあり、実はグローバルな仕事です。ちなみに、世界の主要な市場には、日本と同様に個人としての鑑定人と、鑑定人が所属する組織として鑑定事務所があります。アメリカにおいては、保険会社より鑑定会社のほうが規模が大きい、というケースもあるほどです。内山鑑定としては、グローバルな舞台でも活躍してほしいという想いから、人材の育成と活動の拡大に取り組んでいます。具体的には、社内にグローバルチームというのを作りまして、海外の事案や市場についての研究会を重ねて、対応力を高める努力をしています。これらの取り組みは、イギリスの損害鑑定協会の機関誌に取り上げられたこともあるんです。

私たちの理念は社会に奉仕する
ことだと
再認識させられた、
あの日の出来事。

国際的な鑑定人ネットワーク(VRS)にも
所属されているとお聞きしました。
VRSについて、また所属された経緯についてお聞かせください。

VRSネットワークというのは、各国の主要な鑑定事務所が手を結んでいるネットワークで、例えば外資系企業が海外保険会社に損害保険をかけていて日本で被害にあった場合、日本の鑑定事務所が鑑定を担うというもの。VRSは先進の保険プログラムに対応していて、それは事故の報告から48時間以内に現地調査についての段取りを付ける、あらかじめそのVRSが調査に当たるなど、あらかじめ詳細なサービスの作り込みがされているのです。
VRSのメンバーとなった経緯については、非常に象徴的な出来事がありました。発端は3.11、東日本大震災です。3.11によって、VRSネットワークの顧客である多くの外資系企業が、甚大なる被害を被りました。そして、VRSは日本にある外資系企業の被害を調査しなければいけなくなったわけです。しかし、放射能の問題などがあって、海外からは自由に渡航ができなかった。そこで、VRSははたと気が付いたんですね、日本にメンバーがいないということに。慌てて協議して、なんとかしなければいけないと。で、日本でなんとか頼りになる鑑定会社はないのかということが話題になって、内山鑑定しかない、ということになりVRSの海外の拠点から電話がかかってきたんです。

それですぐにご対応された?

いえ、私たちは日本の保険会社の対応で手いっぱいですと。余力はないと。だけど、私はちょっと待てよと思いとどまったんです。内山鑑定の理念は損害鑑定を通じて社会に奉仕するということだと。損害保険がそもそもグローバルな存在なのであれば、海外で日本に関する保険を引き受けている人たちが、この日本の一大事で困っているのであれば、私たちはできる限りのことをやろうじゃないかと。かっこいいでしょう(笑)。

かっこいいです。
しかし、手が足りないなかどうされたのですか?

一人だけスケジュールの空いている人がいたわけですよ、鑑定人のなかで。私です(笑)。でも、そのときに内山鑑定の鑑定人の中で何人か「じゃあ、私もやりましょう」と手を挙げた人がいて。チームを組んで対処したんです。そういった実績を評価され、正式にメンバーになってほしいというお話を頂いて、今に至っています。

内山鑑定の鑑定人の質の高さが伺えますね。

鑑定人の未来は可能性に満ちている。
ぜひ説明会に参加してみてください。

最後に就活生にメッセージをお願いします。

ありがとうございます。テクノロジーの進化による損害保険の拡大の可能性、国際的な案件の増加の見込みなどを受けて、鑑定人の需要はますます高まるばかりです。鑑定人の仕事に少しでも興味を持たれた就活生の方は、ぜひ内山鑑定の説明会に足を運んでみてください。

なくてはならない存在であり、
今後もさらに必要とされる可能性がきわめて高い。
鑑定人の継続的なニーズの高さを感じました。
貴重なお話、ありがとうございました。