幹部社員編
らしさを大切にしながら、
新しい挑戦を重ねていく。
次の時代を見据えて!
幹部社員がじっくり語り合う、
損害鑑定と内山鑑定のこれから。
1935年に創業し90年以上の歴史を誇る内山鑑定。長い歴史を持つ鑑定会社のリーディングカンパニーとして時代や業界の変化に対応しながら成長を遂げてきた同社は、今どのような未来を描いているのか。本座談会では幹部社員の方々にご登場いただき、内山鑑定の現在の姿から次の時代に向けた展望と挑戦までを率直に語っていただきました。損害鑑定という仕事のこれからの在り方、そして内山鑑定の未来をぜひイメージしながら読んでみてください。
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フジカミ
副社長
1987年入社 -

イナバ
部長
1994年入社 -

カミカワ
部長
1997年入社 -

イソベ
部長
2000年入社
挑戦と信頼。
内山鑑定が大切にする姿勢。

令和の時代を迎えた、内山鑑定の姿とは?
フジカミ- 鑑定会社はこれまで、保険会社様の要請に応じて業務を行うのが基本でした。ただ、当社においては数十年前から一歩先んじて、保険会社様のお困りごとや新領域に対して自らの知見を積極的に活かす取り組みを続けています。これまでの業務を変革し、保険業界に貢献してきたという自負があるのもそうですが、背景にはお客様である保険会社様のニーズが確実に変化し続けているという現実があります。その小さな兆しをいち早く察知し、社会により良い形で貢献したい。そうした思いがあります。
イナバ- まさにその通りですね。社会情勢の変化に合わせて会社として変化していくことは必須です。特にテクノロジーの分野においては、企業で発生するサイバー攻撃や情報漏えいといった被害を調査・評価するサイバー鑑定、そして遠隔でも立会調査ができるリモート立会鑑定など、サービスの幅を広げてきました。お客様に提供する価値も大きくなっていると感じます。
カミカワ- もうひとつ付け加えさせていただくと、昨今は書面鑑定が一般化しつつありますが、当社はやはり「現物を見る」ことをとても重視しています。書面鑑定などの簡易査定が増える流れのなかでも、鑑定人が現地訪問を行う立会鑑定と同じ品質・視点を保ちながら、新しい手法で鑑定する取り組みを並行して進めていく。書面鑑定と立会鑑定の両方の良さを取り入れたリモート立会鑑定の導入は、そうした工夫のひとつだと捉えています。
イソベ- 変化という点では、事故件数の推移にも大きな影響があります。件数が25年前と比べて圧倒的に増えているんですね。以前は1件に充分な時間をかけられましたが、今は大量の案件事案を効率よく、かつ丁寧に処理しないといけない時代。鑑定の質を保ちながら、たくさんの案件とどう向き合うか。そこについては今後ますます重要になってくると実感しています。

そうした変化のなかで、変えたくない内山鑑定の良さとは?
イソベ- ぶれないところとしてずっとあるのが「信頼」です。信頼される鑑定人、そして信頼される会社であることが、やはり次の仕事につながります。単に業務をこなすのではなく、鑑定人としての立場や責任を理解し、算出した金額の根拠を明確にしながら、高い意識を持って臨むことが大切。どんな案件でも、その姿勢が最終的な信頼に返ってくると思います。
イナバ- そうですね。仕事の品質が悪ければ次にはつながらない、これは揺るぎのない事実です。個人的には、何事も粘り強く最後まで諦めない姿勢を大切にしています。途中で妥協せず、必要な検討や裏付けをきちんと積み重ねる。その結果として、品質が上がり、信頼も積み上がっていくと考えています。
カミカワ- 社内の雰囲気や人のあり方に目を向けると、内山の良さとしてもう一つ挙げられるのが「優しさ」です。私は入社してから27年が経ちますが、今も社内には優しい人が多く、特にトップである内山社長からその空気が伝わっていると感じます。被害に遭われた方と向き合う仕事は、時にメンタル的にも厳しい局面がありますが、会社に戻れば優しい先輩や仲間がいることで救われる。この“人が優しい”という文化は、内山鑑定のひとつの誇りでもあると思いますね。
フジカミ- みなさんの意見に同感です。良さという点からは少しそれるかもしれませんが、大切にしてほしい姿勢として、保険契約者様がトラブルに遭われた際に、公平に対応し、被害に遭われた方の顔を忘れることのないように、と強調したいですね。そのまなざしを、どのような案件対応でも共有したい。また、会社も個人もチャレンジ精神を持ち続け「昨日より少し頑張る」という小さなステップを積み重ねていきたいです。日々の改善の連鎖が、最終的に大きな価値につながるはずですから。
未来を見つめた取り組みを、
もっと。

これから、内山鑑定がめざす姿とは?
フジカミ- 90周年を迎えた今、保険業界は勿論ですが、既存業界にとらわれず、より幅広い分野にサービスやノウハウを提供していきたいと考えています。海外鑑定会社との連携も積極的に活かし、国際的な視野で新しい風を業務に取り入れていく。国内外の動きを肌で感じながら、自社の強みを次世代につないでいきたいです。
イナバ- 賛成ですね。同時に、数ある鑑定会社の中で「内山に頼みたい」と選ばれる存在であり続けたいという思いがあります。スピード、品質、専門性。そのすべての面で選ばれる理由を磨き続けることを、組織の目標として共有したいです。
カミカワ- お二人の流れを受けて言うと、内山鑑定を”鑑定”という固定概念に捕らわれず、様々なジャンルにチャレンジし続ける総合的な会社に進化させたいと個人的には夢見ています。新しく入ってくださる優秀な社員の方々がITテクノロジーを活用し、新領域を切り開く姿を後押ししていきたいですね。
イソベ- そのためにも、足元をしっかり固めることは大事ですね。ニーズを正確につかみ、応えるだけでなく先回りしていく。現場の人間が「何が求められているか」を具体的に理解し、その気づきを組織全体に広げていく。こうした循環が、結果として選ばれる力を生むと思います。基本を丁寧に、しかし視線は一歩先へ、です。

先進的な鑑定手法への対外的な評価は?
イナバ- 先ほど申し上げたリモート立会鑑定は、立ち上げ当初は手探りな部分もありましたが、今は運用ノウハウも蓄積され、着実に浸透してきています。クレームマネジメント本部という部署には建築士が多数在籍しており、見積書がなくても積算できる体制が整っています。品質面でも「通常の立会鑑定と遜色がない」と保険会社様から高評価をいただき、受注も増加傾向。とはいえ、まだ認知が十分ではないため、保険会社様が新規ご依頼にあたって二の足を踏むケースがあるのも事実。ここは新サービスについての説明と実績提示を地道に重ねていきたいところです。
カミカワ- 実務の体感としては、リモート立会鑑定は“革命的”。遠隔地の案件でも半日足らずで対応できることが増え、スピードが格段に上がった。安心を迅速にお届けできるのは、被害に遭われた方にとっても保険会社様にとっても大きな価値です。今後はAIでの書類作成など、鑑定フロー自体の見直しも同時に進めていきたいですね。
イソベ- 組織としての進化に加えて、個々の鑑定人の在り方にも変化が見られます。現場の視点からすると、求められる鑑定人像が幅広くどのようなことにでも対応できるオールラウンダーから一定の専門性を持つことへと着実に変化してきていると感じます。社内外の専門家と連携し、チームとして強みを作る。サイバー鑑定はその好例で、専門性を高めた結果、他社を寄せつけない地位を築けています。各自が専門性を磨き、その知見を組織に還元する。これが武器になりますし、若手の育成にもつながります。
フジカミ- AIの台頭で「誰でもできる対応」はいずれAIに置き換わっていくと思います。だからこそ、サイバー鑑定課のように、ひとつの分野に特化した部署を整備しながら、より高い専門性と当社が築いてきた人的スキルの高さで次の時代に備える必要があります。テクノロジーと人の力を最適に組み合わせていく。その設計が、これからの強みになるはずです。
求めています、
多様なマインド。

最後に。どんな学生と将来一緒に働きたいですか?
イソベ- 私はチャレンジ精神のある人に来てほしい。いわゆる“箱に収まらない”タイプ。もちろん、おとなしい方でも仕事を着実にこなす力は高く評価されますが、能動的に動ける人が会社を大きくしていくのは間違いありません。自分の個性を強みとして打ち出してほしい。多様性に応じた仕事があるのが当社の良さですから。
カミカワ- 同感です。加えるなら“素直さ”。優秀な若手に共通するのは、常に疑問を持ちつつも自分なりに答えをだし、その上で上司や先輩に質問する。そして上司や先輩への傾聴を通じて答え合わせをしていくと成長スピードが速いし、考え方や判断の幅が広がって、人としての深みが出てきます。内山鑑定の「優しさ」という文化のなかで、素直な人は周囲に支えられながら、長く残って育っていくという実感があります。
イナバ- 私は“真面目で誠実”、そしてオン・オフの切り替えができる人を推したい。趣味や学びを通じて幅広い分野に目を向けると、知見が自然と広がりますし、それが結果的に仕事の質に直結します。視野の広さは、鑑定の説得力にもつながりますからね。
フジカミ- 皆さんの意見に賛成です。世代が移り変わるなかで、同じ目線を求めすぎないことが大切だと思います。そのうえで、正直さ、公平さ、そして被害に遭われた方への想いは変わらず持てる人でいてほしい。入社時に会社や仕事のことがわからなくても問題ありません。先輩に同行する教育システムのなかで、ひとつひとつの案件事案を通じて自分磨きを行い、仕事の醍醐味や面白さを実感していってください。そこで得た学びが、きっと次の挑戦の原動力になります。
内山鑑定のさらなる飛躍を予感させる対談でした。
みなさん、ありがとうございました!


